Netflix映画『ザ・コール』(イ・チュンヒョン監督)が強烈な女性キャラクターの共演で期待を集めている。

女性キャラクターを前面に出した韓国映画が相次いで公開され愛されている中で、『ザ・コール』が今まで見たことのない独歩的な女性キャラクターの誕生を予告した。『ザ・コール』は、一本の電話で繋がった互いに違う時代を生きる二人の女性が、お互いの運命を変えてあげながら始まる狂気じみた執着を描いたミステリースリラーだ。

「韓国映画でも女性キャラクターがジャンル的ですごく力があるということを証明したかった」と話すイ・チュンヒョン監督は、それぞれの時代で過去と未来を変えようとするソヨンとヨンスクを中心に力強く話を盛り上げた。ここにパク・シネ、チョン・ジョンソ、キム・ソンリョン、イ・エルなど優れたキャラクター消化力と個性を持った俳優たちが合流し、演技シナジーを発揮し密度あるサスペンスを完成した。

まずパク・シネが、過去を変えた対価として殺人犯と向き合うことになったソヨンに扮し破格変身を披露する。「『ザ・コール』は、パク・シネがジャンル映画も十分にこなすことができるということを証明した映画になることだろう」と確信したイ・チュンヒョン監督の言葉のように、パク・シネは刻一刻と変わる状況に従って髪型、衣装、スタイルなど外見的な変身はもちろん繊細な感情の変化まで表現し劇の中心をとる。ヨンスクの狂気を起こした対価で彼女の標的になったソヨン、自分の過去と現在を脅かすヨンスクから大切な人たちを守るために全力を尽くす彼女の必死な姿は視聴者を圧倒するだろう。

デビュー作『バーニング 劇場版』でカンヌ国際映画祭を虜にしたチョン・ジョンソは、自分の恐ろしい未来を知り暴走するヨンスクに扮し韓国映画史上最も強烈な女性ヴィラン役を披露する。ヨンスクを「サイコパスのような装飾後でも定義できないキャラクター」と紹介したチョン・ジョンソは、ずっと眠っていた狂気が爆発し暴走するヨンスクを爆発的なエネルギーで消化し終始緊張感を醸し出す。

スクリーンとブラウン管を行き来ししっかりとした演技力を積み重ねたキム・ソンリョンは、娘を守るために孤軍奮闘するソヨンの母親に扮する。「ソヨンの母親役を演じられる俳優はキム・ソンリョンだけしかいない」とイ・チュンヒョン監督の信頼に報いるように、キム・ソンリョンは30代と50代を行き来し繊細な感情演技を披露し立体的なキャラクターを完成させた。

独歩的なマスクと個性で大衆を虜にしてきたイ・エルは、娘ヨンスクの一挙手一投足を監視して呪術儀式で彼女の運命を変えようとするシャーマン役を演じた。「イ・エルだけが持つ独特な雰囲気がある。セリフに置き換えることができる表情と仕草を詳細に設計した。」とイ・チュンヒョン監督の言葉通り、無表情な顔と節制された表現でヨンスクを一気に制圧するシャーマンは、登場する場面ごとにミステリアスな雰囲気を作りながら張りつめた緊張感を加える。

『ザ・コール』は11月27日Netflixで全世界に公開される。

出処:日刊スポーツ